人生で一番大きな買い物であるマイホーム。
お金の心配は、一向に尽きませんね。
そこで、住宅を購入する際多くの人が利用するのが住宅ローン。
住宅ローンといえば、審査や借入額、月々の返済額、金利など気になる点が多いですよね。
そこで、今回はそれらの不安を少しでも軽減する、FP相談について紹介したいと思います。
FPという言葉に聞きなれない方もいるかもしれませんが、住宅ローンを組む上で、一度は活用したいのがFP相談です。
今回の記事を読めば、
- FPが何者かわかる
- FP相談の内容や準備すべきものがわかる
- FP相談の必要性がわかる
- マイホーム購入が現実的になる
最後まで読んで、FP相談についての知識を身につけ、マイホーム購入へ繋げていきましょう!
日銀が利上げを発表!住宅ローン金利はどうなる!?
1月24日 日銀は政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを公表しました!
また、会見で今後も追加の利上げを行う可能性があることを発表しました。
利上げは今話題になっている物価の上昇を抑えるための対策として実施されます。
難しい話ですが、利上げが行われると、金利が上昇します。
金利が上昇するということは、住宅ローンの返済額が増えるということです。
今まで予算が3500万円だったところが、3600万円必要になるなんてことも当たり前になってきます。
また、金利が上昇することで借りられる額が減ってしまっては満足のいくマイホームが建てられない可能性もあります。
これは、これから家を建てようとしている私たちにとって、大きな問題ですよね。
さらに、住宅ローンには借入限度額が存在します。
借入限度額は、職業や年収・現在借りているローンの有無などによって決まってきます。
そのため、住宅ローンとして借りられる額は人それぞれまったく違ってきます。
そこで、力になってくれるのが、FPと呼ばれている人たちです。
そもそもFPとは
ファイナンシャルプランナーと呼ばれることもあります。
直訳すると、ファイナンシャルは金融 プランナーは何かを立案する人という意味。
お金に関する提案をしてくれる人という捉え方で問題ないと思います。
なので、FPは保険や住宅ローン、家計管理や年金などお金に関する幅広い知識を持っています。
どんなことを相談する?
住宅ローンを考えている場合、現在考えている計画が実現可能か相談できます。
今後見込まれる出費や給料の推移等を考慮した上で、将来的にもローンが家計を圧迫しないか一緒に考えてくれます。
いつ相談できるの?
私たちの場合
ハウスメーカーを決める段階でFPさんを紹介されました。
希望のハウスメーカーで家を建てるとかなりの値段がすると聞き、不安だったところ営業の方から
「一度FPに相談してみて支出を把握して、実際どのくらいの余力があるのか、また無理な計画なのか判断してもらうのはどうか?」と
紹介されました
もしくはマネードクター、マネーキャリアやほけんの窓口で相談もできますが、料金が発生するので注意が必要です。
時間はどのくらいかかる?
私たちは2回に分けて相談をしました。
それぞれ1時間半から2時間要します。
初回は情報の整理がほとんどです。
2回目でキャッシュフロー表と呼ばれる年表作成して持ってきてくれます。
実際の流れは?必要なものは何?
まずはFPの人に現在のおおまかな収支を伝えます。
収入や家賃、生活費や娯楽費などをどんどん挙げていきます。
必要なもの
あれば源泉徴収票、家賃や光熱費などの支出がわかるもの、生命保険の資料(月々の支払額がわかっていれば不要)、車のローン残高がわかる資料(大体でも可)
その後家族構成を伝え、また今後子どもが何人欲しいかなど家族計画についても話していきます。
そして今後、かかってくるであろう支出を計算していきます。
ここには、教育費や車の買い替え代や住宅ローンなどが含まれます。
必要なもの
概算でもいいので出ていれば住宅ローンの支払額
1回目はこのように情報収集がメインで終わります。
2回目以降にキャッシュフロー表を用いて具体的な説明をしてもらえます。
そこでいくらならローンを借りても余裕を持って返せますよという話が出てきます。
なんで無料なの?
無料相談をやってFP自身にメリットはあるのか疑問ですよね。
FPの相談はなぜ無料で行えるのか疑問ですよね。
実際は、無料ではなく1時間でいくらとお金がかかるFP相談もあります。
しかし、私たちのようにハウスメーカーからの紹介でFP相談を受けることができれば、無料であることがほとんどです。
理由としては、ハウスメーカーとFPが提携しているからです。
私たちは予定が合わず、FP相談を2回しか受けていませんが、実は3回目があります。
この3回目では、保険の見直しを行なってくれるのですが、
その際に、FPが紹介する保険に入り直してくれればFPにとってはメリットとなる訳です。
保険の見直しというと、無理な勧誘があると思ってしまう方もいるかもしれませんが、ハウスメーカーを通してのやりとりも可能なので、3回目以降は断ることも可能です。
デメリットは?
無料で受けられるFP相談にデメリットはあるのでしょうか?
実際に無料相談を受けた私たちは特にデメリットを感じませんでした。
FP相談を行ったことで、家計の見える化ができたこと、住宅ローンに対する不安が減ったことが大きかったです。
デメリットとして強いてあげるなら
- 時間を取られること
- 最低限の個人情報を伝えなければいけないこと
でしょうか?
時間を取られる
マイホーム購入に向けて、多くの時間を使います。
それこそ休日はほとんど家のことを考えているような状況です。
その中で、FP相談で時間を取られてしまうため、もったいないと感じる方もいるかもしれません。
最低限の個人情報
収支を把握するために最低限の個人情報を伝える必要があります。
主に、職業や給与、大体の貯蓄額や車のローンなどなど。
おそらく伝えたくないものは言いたくないと言っていいと思いますが、より正確なキャッシュフロー表を作成してもらうためには、ある程度必要になってくるかなと思います。
FP相談断ってもいいの?
ハウスメーカーから紹介されるFP相談は必ずしも受けなければいけないものではありません。
予算に不安を抱えている方は、興味があれば受けてみてもいいと思います。
また、私たちのように3回目以降は受けないということも可能です。
もし、1回受けてみて、必要ないなと思えばその時点でやめてもいいと思います。
直接断りにくい場合は、ハウスメーカーの営業を通して断ることもできます。
まとめ
今回は、住宅ローンが不安な方に向けて、FP相談を行うことを紹介しました。
FP相談をすることで、将来設計を考え直すいいきっかけになると思います。
また、どこまでローンを借りることができるか、明確になるので安心してマイホーム購入を考えることができるようになります。
FP相談は時間がとられめんどくさいと思ってしまうかもしれませんが、家を建てる前に一度家計を見直してみてもいいと思います!
最後までお付き合いただきありがとうございました。
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