「歯磨きをしようとすると、全力で嫌がる」
「毎晩、泣かせてしまって自己嫌悪になる」
「このままで虫歯にならないの…?」
1歳前後の歯磨きは、多くの家庭がぶつかる最初の大きな壁です。
わが家も例外ではなく、毎晩が小さな戦争のようでした。
この記事では、
- 1歳の歯磨きはいつから始めるのが正解?
- なぜこんなに嫌がるのか(発達的な理由)
- 我が家で実際に効果があった歯磨きの工夫
- どうしてもできない日の考え方
を、パパ目線のリアルな体験談を交えて解説します。
結論:1歳の歯磨きは「嫌がって当たり前」。完璧を目指さなくていい
最初に結論からお伝えします。
1歳で歯磨きを嫌がるのは、まったく普通です。
むしろ、
- 嫌がる
- 口を閉じる
- 逃げる
これらは「口の中を意識できている」という意味で、発達としては順調なサインでもあります。
この時期の歯磨きで一番大切なのは、
**「きれいに磨くこと」ではなく「毎日やってみること」**です。
1歳の歯磨きはいつから始める?
歯磨きを始める目安
- 歯が1本でも生えたらOK
- 多くの家庭では生後6〜9ヶ月ごろからスタート
ただし、1歳前後では
歯を完璧に磨く必要はありません。
この時期の目標
- 歯ブラシを口に入れる経験
- 歯磨き=毎日の流れの一部にすること
「磨けていない気がする…」と感じても、
それで問題ありません。
なぜ1歳は歯磨きをこんなに嫌がるのか?
1歳が歯磨きを嫌がるのには、ちゃんと理由があります。
発達的に考えられる理由
- 口の中を触られる強い違和感
- 押さえつけられる恐怖
- 何をされているか分からない不安
大人からすると一瞬の歯磨きでも、
子どもにとっては未知で不快な体験です。
👉 つまり
「嫌がる=歯磨きが嫌いな子」ではありません。
我が家の歯磨きが地獄だった時期(正直な体験談)
わが家では、1歳前後が一番つらかったです。
- 歯ブラシを見ただけで泣く
- 仰向けにすると全力で抵抗
- 磨き終わる頃には親もクタクタ
「このやり方でいいのか?」
「泣かせてまでやる必要ある?」
何度も迷いました。
結果的に分かったのは、
無理やり磨いても、続かないということでした。
実際に効果があった歯磨きのコツ【我が家編】
試行錯誤の末、効果を感じたのは次の工夫です。
親が先に歯磨きをする
「パパもやってるよ」と見せるだけで、
子どもの抵抗感がかなり下がりました。
とにかく短時間で終わらせる
1分以内でOK。
泣き出したら無理に続けない。
声かけを固定する
- 「キレイキレイしようね」
- 「終わったらギューしよう」
毎日同じ言葉を使うことで、
流れを理解しやすくなりました。
できたらしっかり褒める
少しでもできたら大げさに褒める。
これが一番効きました。
どうしても歯磨きできない日はどうする?
結論から言うと、
1日くらい磨けなくても大丈夫です。
本当に将来に影響するのは、
- 毎日やったりやらなかったり
- 親の対応が日替わり
- 怒りながら続けること
です。
できない日があっても、
- 翌日は必ずやる
- 流れだけは崩さない
これだけ守れれば問題ありません。
1歳で歯磨きができないと将来困る?
答えは NO です。
1歳時点で歯磨きが完璧にできる子はほぼいません。
将来差が出るのは、
- 毎日続けたか
- 親がどう関わったか
この2点だけです。
年齢別|歯磨き習慣の始め方と工夫
0歳後半(生後4〜6ヶ月ごろ)
- 工夫ポイント
- ガーゼを使って口の中をやさしく拭う
- 歯がなくても口に触れる習慣をつける
- 「おくちさっぱりしようね」と声をかけながら、習慣化を意識
- ガーゼを使って口の中をやさしく拭う
- 狙い
- 口の中を触られることに慣れる
- 親子のスキンシップ
- 口の中を触られることに慣れる
1歳前半(10ヶ月〜1歳ごろ)
- 工夫ポイント
- 前歯が生え始めるので、歯ブラシデビュー
- 短時間でサッと終える。嫌がったら無理しない
- 親が磨いてあげつつ、子どもにも歯ブラシを持たせて「真似っこ」させる
- ジェルタイプの赤ちゃん用歯磨き粉を取り入れるのもおすすめ
- 前歯が生え始めるので、歯ブラシデビュー
- 狙い
- 歯ブラシの存在に慣れる
- 「歯磨きは楽しい」と感じさせる
- 歯ブラシの存在に慣れる
1歳後半(1歳6ヶ月ごろ)
- 工夫ポイント
- 「自分でやりたい!」という気持ちを尊重
- ストッパー付き歯ブラシで安全に任せつつ、仕上げ磨きは必ず親が行う
- 歌や遊びを取り入れる(「歯磨きの歌」や「人形の歯を磨くごっこ」など)
- 親が磨く姿を同じ時間に見せて、一緒に習慣化
- 「自分でやりたい!」という気持ちを尊重
- 狙い
- 自己主張を尊重しながら、歯磨きを習慣に取り入れる
- 自分で磨く意欲と親の仕上げ磨きの両立
- 自己主張を尊重しながら、歯磨きを習慣に取り入れる
教育的メリット・発達への効果
1歳からの歯磨き習慣は、ただ虫歯予防になるだけではありません。
- セルフケアの第一歩
「歯磨き=自分の体を大事にする」というセルフケア習慣の基盤になります。 - 生活リズムの定着
「ごはんの後は歯磨き」という習慣づけは、今後の生活リズムを整える練習になります。 - 模倣・学習能力の発達
親の行動を見て真似することは、模倣を通じた学習につながります。 - 親子のスキンシップ
歯磨きは親が近くで関わる時間。嫌がっても「よしよし」と声をかけたり、一緒に歌を歌ったりと、スキンシップの機会にもなります。
厚生労働省の「歯と口の健康に関する取り組み」でも、乳幼児期からの口腔ケア習慣づけの重要性が紹介されています。
Eduパパとして伝えたいこと
歯磨きは「しつけ」ではありません。
親子で一緒に慣れていく生活習慣です。
- うまくいかない日があっていい
- 昨日できたことが今日はできなくてもいい
- 親も一緒に練習すればいい
そう思えた瞬間、歯磨きが少しラクになりました。
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よくある質問
Q1. 1歳で歯磨きができていないと遅いですか?
A.いいえ、まったく遅くありません。
1歳では「歯を完璧に磨けること」よりも、
歯ブラシの存在に慣れることが発達として重要です。
嫌がりながらでも毎日歯ブラシに触れていれば、
生活習慣としては十分なスタートが切れています。
Q2. 嫌がって泣いても押さえて磨くべきですか?
A.基本的には、無理に押さえて磨く必要はありません。
一時的に磨けても、
- 歯磨き=こわい
- 親に押さえつけられる
という印象が残ると、
その後さらに強く拒否するケースもあります。
嫌がりが強い時期は、
短時間・できたところまでを優先する方が長期的にはうまくいきやすいです。
Q3. 1歳の歯磨きは1日何回すればいい?
A.基本は1日1回、就寝前で十分です。
朝や昼は難しければ無理に増やさず、
「夜に歯磨きをする流れ」を作ることを優先しましょう。
毎日同じタイミングで行うことが、
生活習慣として定着する近道です。
Q4. 歯ブラシを噛むだけでも意味はありますか?
A.はい、十分意味があります。
歯ブラシを噛む・触る・口に入れること自体が、
口周りの感覚刺激 歯ブラシへの恐怖心を減らす
という点で、発達的にとても大切です。
「磨けていない=無意味」ではありません。
Q5. いつ頃からちゃんと磨けるようになりますか?
A.個人差はありますが、
1歳半〜2歳頃から少しずつできるようになる子が多いです。
1歳の時点では、
- 嫌がらない
- 口を少し開ける
だけでも十分な成長段階です。
焦らず、今できていることを積み重ねていきましょう。
Q6. 歯磨きを嫌がらなくなるコツはありますか?
A.多くの場合、
「磨くこと」より「流れ」を作ることが効果的です。
- 毎日同じ時間
- 同じ場所
- 同じ声かけ
を続けることで、
「次は歯磨き」と子どもが予測できるようになります。
まとめ
- 1歳の歯磨きは嫌がって当たり前
- 完璧に磨く必要はない
- 大切なのは「毎日やる流れ」
- 親も一緒に慣れていけばいい
この経験が、
同じように悩むパパ・ママの安心につながれば嬉しいです。