“育児を頑張るパパほど、心のケアを後回しにしがち”──そんな経験はありませんか?」
初めての育児は、喜びと同時にプレッシャーの連続。
「もっと頑張らなきゃ」「自分がやらなきゃ」という思いが、知らないうちにストレスとなって積み重なっていきます。
共働き家庭では、特に夫婦それぞれの“余裕のなさ”がぶつかりやすいもの。
この記事では、パパが無理なく続けられるメンタルケアの考え方を、実体験を交えて紹介します。
1. 「子どものために」がすれ違いの原因になることも
初めての子育てで、子どもの小ささに責任を感じる日々。
「子どものことを第一に」を意識して、夫婦で協力していたつもりでした。
しかし、仕事を終えて帰宅しても休む間もなく家事や育児。
「自分も疲れているのに、なんで全部やらなきゃ…?」と、
育休中の妻に対して不満が募るようになっていきました。
お互いが「頑張りすぎていた」ことに気づくまで、
心の余裕がすっかりなくなっていたと思います。
2. 感情を我慢し続けると、余裕がなくなる
「喧嘩をする時間すら惜しい」と思って我慢していた時期。
でも、我慢は優しさではなく“限界の先延ばし”でした。
妻から「最近、2人で話す時間が減ったね」と言われてハッとしました。
そこから、何度も話し合って見えてきたのは――
「子どものことを第一に考えるけど、育児は自己犠牲ではない」
という、我が家の共通の結論でした。
3. 「自分の時間」ではなく「自分を取り戻す時間」
妻が職場復帰してからは、お互い時間が限られています。
それでも、短い時間でもいいから“夫婦としての時間”を意識。
朝の5分でも話したり、時々手紙を書いて思いを伝えたりしています。
時には親に子どもを預けて、
夫婦でランチや買い物に出かけることも。
「子どものために」だけでなく、「自分たちのためにも」時間を使うことが、結果的に家庭全体の安定につながると実感しています。
4. パパのメンタルケアが家庭の安心をつくる
パパの心の余裕は、家庭全体の空気をやわらかくします。
無理にポジティブにならなくてもいい。
ただ「しんどい」と思った時に言葉にできること、
一人で抱えこまないこと、それが一番のケアになります。
まとめ
- 頑張りすぎずに“分かち合う意識”を持つ
- 感情を我慢せず、伝え方を工夫する
- 夫婦で「自分たちの時間」を持つ
- パパの心の余裕が、子どもの安心を育てる

