スプーン練習はいつから始める?
「スプーンの練習って、いつから始めるのがいいんだろう?」と悩むパパママは多いと思います。
一般的には 1歳前後から少しずつ が目安といわれていますが、これはあくまで参考。
発達や性格によって個人差が大きいので、「興味を持ち始めたらスタート」で十分です。
わが家の場合は、大人が食べているものを欲しがるようになった10ヶ月ごろから始めました。
最初は食べ物よりスプーンを振り回すのが楽しい様子でしたが、それも大切な経験。
遊び感覚で触らせることから始めて、「持つのが楽しい」「音が出るのが面白い」と思える時間を大事にしました。
わが家のスプーン練習エピソード
もちろん、最初からうまくいくわけではありません。
机や床にご飯をぶちまけたり、手がベタベタのままおもちゃを触って大惨事になったり…。
食事中に何度も手を洗いに行く日が続いて、正直「大変だなぁ」と思うこともありました。
特に大変だったのは、せっかく奥さんが作ってくれた離乳食を子どもが投げてしまうこと。
作り手としては精神的にきついんですよね。
そこで僕は「余った離乳食は必ず僕が食べる」と決めていました。
少しでも無駄にならないようにすることで、妻の気持ちが軽くなればと思ったんです。
そんな中でもうれしい瞬間がありました。
まだうまくすくえないスプーンを、何も乗っていなくても僕の口に運んでくれたり。
その気持ちだけで、「一緒に食べる時間を楽しめているんだな」と思えて、疲れが吹き飛びました。
遊び感覚でスプーンに慣れる工夫
「食事中の練習」だけにこだわらず、遊びの中でスプーンに慣れさせる工夫もしました。
例えば、100均で買った小さなレンゲを「遊び用スプーン」として渡してみたり。
食事以外のときにスプーンを触ることで、「これは楽しいもの」と思ってくれるきっかけになりました。
また、親がお手本を見せながら一緒にやることで、ただのおもちゃ遊びが「マネしたい!」につながることもありました。
スプーン練習で大切にしたいこと
スプーン練習は「いつからが正解」というよりも、子どもが興味を持ったタイミングで始めるのが一番です。
完璧にすくえる必要はありませんし、最初は投げたりぐちゃぐちゃにしたりするのも当たり前。
大人がイライラするのではなく、「それも成長の一部」と割り切ることで、子どもも楽しんで取り組めます。
そして、離乳食を作る奥さんの気持ちをフォローするのも大切です。
子どもがこぼしたり投げたりするのは自然なこと。
それを一緒に笑い合ったり、フォローし合ったりすることで、夫婦のチームワークも育っていくんだなと感じました。
まとめ
- スプーン練習は 1歳前後が目安、でも子どもが興味を持てば10ヶ月ごろからでもOK
(我が家は10ヶ月から始めた!) - 最初はぐちゃぐちゃにして当たり前。遊び感覚で慣れていくのが大事
- 苦労もあるけど、子どもが「すくえないスプーン」を親に食べさせてくれる瞬間は感動モノ
- 奥さんの気持ちが大変なときは、パパがフォローして支えるのも忘れずに
スプーン練習は「食べられるようになる」ためだけじゃなく、家族で食事を楽しむ時間を育てるステップだと思います。
長い目でみて、焦らず、楽しみながら、進めていきましょう!
