0・1歳から始める「からだの安心教育」 パパができる性教育の第一歩と日常ケア

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はじめに:0歳に性教育?実は“安心教育”のことです。

「乳児に性教育?」と聞くと驚くパパも多いですが、0〜1歳に必要なのは “性行動の説明” ではありません。

この時期の性教育は 「からだの安心教育」 と呼ばれ、

子どもが「自分のからだは大切なんだ」と感じられる土台づくりです。

0〜1歳の赤ちゃんは、まだ言葉で理解できませんが、

日常の触れ方・声かけ で「尊重されている」という感覚が育ちます。

この積み重ねが、将来の 自己決定力や性被害の予防 につながるとされています。

なぜ0・1歳から性教育が必要なの?

① 性教育=“いやと言える力” を育てる教育

性教育は「性行動の説明」ではなく、

自分のからだを守るための教育 が本質です。

0歳からの積み重ねが

  • 嫌と言える
  • 嫌だったと気づける
  • “変だ”と感じ取れる

力を育てます。

② 早すぎることはない。乳児期がいちばん土台ができる

この時期は「非言語コミュニケーション」が中心。

  • やさしく触られる
  • いきなり触らない
  • これから何をするかを伝えてくれる

こうした体験の積み重ねで

安心感・身体感覚の基礎 が育ちます。

日常でできる“からだの安心教育”の5つのポイント

① オムツ替えは必ず「今から替えるね」と伝える

オムツ替えは“自分の大切な部分を扱われる”時間です。

無言で替えるのではなく、必ず 予告の声かけ を。

  • 「オムツ替えるね」
  • 「足あげるよ〜」
  • 「拭くよ、ちょっと冷たいよ」

➡ これだけで子どもは 尊重されている感覚 を覚えます。

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② お風呂は「実況」しながら優しく触れる

お風呂は安心教育のゴールデンタイム。

  • 「お腹あったかいね」
  • 「ここは大切なところだから優しく洗うね」

“触る理由” を伝えるだけで

子どもの不安は大きく減少します。

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③ プライベートゾーンをあいまいにしない

「大事なところ」「見せないところ」など曖昧にせず、

正しい名称を使うこと が将来的な防止につながります。

  • 将来「どこを触られた」と説明できる
  • 誰かに変なことをされても“変”と気付ける

乳児期は習慣づくりとして少しずつ伝えるのでOK。

④ 嫌がるサインは必ず尊重する

  • 体をそらす
  • 顔を背ける
  • 泣いて嫌がる

こうしたサインは「イヤ」の表現です。

イヤと言える子は守られやすい

だからこそ、パパが一番に尊重してあげることが重要。

⑤ スキンシップは“選べる関係”にする

ハグや抱っこも、嫌がるときは無理をしない。

「抱っこする?」「やめとく?」

と選択肢を与えることで、

  • 自己決定力
  • 自分の気持ちに気づく力

が育ちます。

我が家での体験談

おむつ変え編

我が家では、おむつ変えの時は必ず、声をかけながら行っています。

これは生まれたばかりの時から常に心がけて行ってきました。

Instagramで情報を知ったというのもありますが、「自分たちがオムツを変えてもらう立場だったら声をかけてもらいたいよね」という考えもありました。

お風呂編

沐浴の時には、自分たちもいっぱいいっぱいで、

とにかく安全に終わらせようと思っていたので、あまり意識した声掛けをできていませんでした。

生後3ヶ月くらいになって、一緒のお風呂に入るようになり、自分たちにも少し余裕が出てきたところで、少しずつ声掛けを始めました。

使っている言葉は、

「ぱいぱい」

「おまた」

「だいじだいじ」

「おしり」

を使っています。

正しい名称を知ることも大切ですが、日常のやり取りでは「ぱいぱい」「おまた」など、家庭で使っている言葉でも、まずは大丈夫だと思います!

祖父母への説明編

我が家は祖父母の協力があって成り立っています。

よくお互いの実家に帰ったりしますが、なんというかやはり祖父母は豪快ですw

おむつも周りに人がいても変えようとしたりします。

そういう時は、

「人がいないところで変えて」

と伝えるのではなく、

「変えてくるから休んでて」

などと伝えるようにしています。

どうしても、やり方に口を出すとトラブルのもとになると思います。

今後は、性教育のためと伝える必要があるなと思っています。

パパが知っておきたい「性犯罪予防」につながる土台

① 家庭で“尊重される体験”がある子は守られやすい

研究でも、多くの子が

「日常でイヤを否定され続けたことで、拒否しにくくなっていた」

と語っています。

パパが

  • 嫌がったら止める
  • 選択肢を与える
  • からだの境界線を守る

これを日常で続けるだけで十分。

② “自分の感覚を信じる”力がつく

乳児期から

「イヤは大事」

というメッセージを受け取った子は、

  • 直感を無視しない
  • 違和感に敏感
  • 危険を察知しやすい

という特徴が育ちます。

今日から使える“そのまま声かけ例”

  • 「今から触るね」
  • 「ここは大事なところだから優しく洗うよ」
  • 「イヤだったら教えてね」
  • 「自分のからだは大切だよ」
  • 「抱っこする?しない?どっちがいい?」

こういう声かけは 0歳でも“体感”として残る ので効果的。

よくある質問

Q1:0歳から性教育?早すぎない?

→ まったく早くありません。

説明ではなく「安心感」の教育なのでむしろちょうどいいです。

Q2:正しい名称はいつから教える?

→ 1歳すぎから少しずつでOK。

無理に理解させようとする必要はありません。

Q3:祖父母と意見が合わない場合は?

→ 「安心教育として必要らしい」と共有し、

説明ではなく“家庭のルール”として伝えるのが◎

Q4:男の子・女の子で違いはある?

→ 伝える内容は同じ。

大切なのは 自分のからだを大切にする感覚。

まとめ:パパの小さな関わりが一生の土台になる

  • 日常の触れ方が安心感を育てる
  • 「尊重される体験」が自己肯定感の土台
  • パパの声かけが将来の安全にもつながる

0・1歳の今から始める「からだの安心教育」。

今日からできる小さな一歩を、ぜひパパの手で。

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